山科電機製作所について

今日、私たちは日常の中で無意識に、数えられないほどの頻度で様々な電子機器に触れています。そのような機器にはほぼ必ず、何らかのプリント配線板(プリント基板)が内蔵されており、重要な役割を担っています。

プリント配線板の歴史は1900年頃まで遡り、日本でも1936年頃に現在のかたちに近いものが開発されました。その後、高度経済成長期を経て成熟した電子技術が近代化の新たなステージを渇望していた日本において1984年、丁度米国アップル社が最初のマッキントッシュを発表した年に京都で山科電機製作所は誕生しました。

以来山科電機製作所は、多岐にわたる分野のものづくり企業によって開発される電子機器の「心臓」としてのプリント配線板が意図通りに、かつ間違いなく機能を発揮するために、配線板の検査治具を始めとする様々なカスタム治具の設計および制作を手掛けてきました。

製品の開発サイクルの短縮化が著しく、ますます小型化・高密度化・多様化が進む電子機器を取り巻く環境において、信頼性の高いプリント配線板の検査実施の重要性は高まっています。

山科電機製作所はこれまで高いレベルの日本のものづくりを裏方職人として支えてきたことを誇りとし、これまでに培ってきたノウハウを最大限に活かしてハイクオリティーな各種カスタム治具を、可能な限りコストを抑えスピーディーに納品させていただくことをこれからも続けていきます。

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